第1章:そもそもキャッチコピー(タイトル)とは
大前提として、まずはキャッチコピーの本質を押さえておきましょう。
キャッチコピーの本質は
① 読み手の注意を一瞬で掴むこと
② 続きを読む気にさせること
この2つです。
つまり、キャッチコピーが悪いと「投稿自体が見られない」
逆に、キャッチコピーが良くても中身が悪いと「読まれない」ということです。
インスタではどちらの要素も欠かせません。
補足ですが、
「キャッチコピーが悪かったのか」「中身が悪かったのか」
これらを定量的に計測するにはインサイトを見れば一目瞭然です。
投稿の「総リーチ数」が低かったらそもそも「キャッチコピーが悪い」
投稿の「リーチ数」は良いが「エンゲージメント率が悪い」場合は中身が悪いとなります。
そして今から最も大切なことを言います。
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キャッチコピー作成の原理原則は
「訴求を魅力的に表現する」です。
次の章では「訴求」と「表現」について解説していきます。
第2章:訴求と表現の関係性
キャッチコピーは「訴求を魅力的に表現するモノ」です。
ではそもそも「訴求」とは何なのか?
それは
「誰に」「何をいうのか」ということです。
さらに具体的に言うと
「誰に」▷「どんな悩みや欲求を持つターゲットに」
「何を」▷「どんなベネフィットを伝えるのか?」
となります。
▼「訴求」の例を挙げると▼
「誰に」▷インスタでLINEのリストが取れないとお悩みの方へ
「何を」▷たった7日間のストーリー施策で公式LINEリストを300人取る方法
(これが「訴求」)
▼そしてこの「訴求」を魅力的に表現すると▼
\たった7日でLINEリスト300人を集めた/
極秘ストーリー戦略とは
みたいなキャッチコピーができる訳です。
「誰に、何を言うのか?」=「訴求」
「訴求を、どう表現するのか?」=「キャッチコピー」
この大原則を押さえておきましょう。
次の章では、本格的なキャッチコピーの構成に入っていきます。
第3章:キャッチコピーの基本構成
インスタ投稿のキャッチコピーは
1:ヘッドライン
2:プリヘッド
必ずこの2つで構成しましょう。
第4章:「ヘッドライン」と「プリヘッド」とは
「ヘッドライン」の役割は
何についての投稿なのかを一瞬見ただけで伝えること。
そしてプリヘッドよりも大きく目立たせることが大切です。
例えば)
・リールでバズらせる方法
・最速で収益化する秘訣
・セールスの極意
・驚きの集客施策とは…
「プリヘッド」の役割は
ターゲットの興味を引く魅力的な表現を伝えること。
ヘッドラインよりも小さく表現することが大切です。
例えば)
・9割が知らない
・〇〇でバズった
・知らないと損する
・本当は教えたくない
みたいなイメージです。
これらをくっつけると
▷ 9割が知らない、リールでバズらせる方法
▷ 知らないと損する、最速で収益化する秘訣
のように魅力的なキャッチコピーになる訳ですね。
次の章では、「ヘッドライン」と「プリヘッド」の考え方について解説していきます。
第5章:「プリヘッド」と「ヘッドライン」の考え方
結論
「メインコピー以外をプリヘッドにする」
のが最も簡単です。
第6章で紹介する「BNCSSの法則」に沿って
「訴求」⇒「キャッチコピー」を作ってみましょう。
BNCSSの法則に沿って作ったキャッチコピーの中から
「ヘッドラインに当たる部分」と「プリヘッドに当たる部分」に分け、
それを投稿のキャッチコピーにするのがシンプルでわかりやすい方法となります。
第6章:キャッチコピーに必要な要素
「訴求」⇒「キャッチコピー」を作る際、この5つの要素を意識しましょう。
ーBNCSSの法則ー
Benefit :有益性
Number :数字
Credible :信頼性
Surprise :意外性
Simple :簡易性
1つずつ軽く解説します。
Benefit :有益性
読み手にとって「特になる情報・役立つ情報」が入っていることが感じられるか。
このベネフィットは必ず入れるようにしましょう。
Number :数字
数字を入れたタイトルは反応が良い傾向があります。
また、数字は細かくした方がコピーの信憑性が上がるので
月収500万達成した方法 (×)
月収489万達成した方法 (○)
このようなイメージで作りましょう。
Credible :信頼性
A . たった3分で100万稼ぐ方法
B. 3ヶ月で100万円到達ロードマップ
どちらに信頼性を感じますか?
言わずもがなですね。
信頼性はブランドへの信用にも繋がる部分なので
誇大表現は避けるようにしましょう。
Surprise :意外性
別名「新規性」とも呼ばれ、人は新しいモノを目にすると、どうしても反応してしまう生き物です。
フォロワーやターゲットがまだ知らなそうな「新情報」「新規性」を意識して作りましょう。
Simple :簡易性
人間は基本的に怠惰で、簡単に理想を手に入れるモノが大好きです。
生物学上、人間はこれに逆らえず、常に「短絡的快楽」を求めて生きています。
タイトルなどではそれが特に顕著に現れ、「難しそう」と思われるだけで拒否反応を起こされます。
なるべく簡単に見えるタイトルを作りましょう。
ただし、誇大表現にならないように気をつけてください。
そして、キャッチコピーでの大切な考え方が2つあるので、それもご紹介します。
① 見込み客の知っている言葉を使う
② 類義語辞典で言い換えのワードを探す
この2つ「BNCSSの法則」に合わせて意識してください。
第7章:さいごに
ここまできて、少し頭がグチャグチャになってる人もいるかと思いますので、整理します。
▼インスタ投稿の魅力的なキャッチコピーを作る手順は全部で4STEP▼
STEP1:投稿の内容から逆算してまずは「訴求」を考える
STEP2:「BNCSSの法則」に従って 「訴求」⇒「キャッチコピー」にする
STEP3:そのキャッチコピーを「ヘッドライン」と「プリヘッド」に分類する
STEP4:インスタ用のキャッチコピーが完成
たった4STEPです。
ただ、それでも難しいという人もいるかと思いますので、テンプレートを用意しました。
① バズるキャッチコピーの型テンプレ集
②「ヘッドライン」「プリヘッド」別 神タイトルワード集
①の型と②のワード集に当てはめて「訴求」⇒「キャッチコピー」を作れば十中八九良いキャッチコピーができるでしょう。