リールアルゴリズム

今回はリールのアルゴリズムについて解説していきます。

リールの表示順

リールの表示順に関しては基本的に「発見欄」と同じ考え方です。

「大切な人や大好きな人とあなたを近づける」の元
ユーザーにオススメ表示がされるようになっています。

アルゴリズム攻略のために

アルゴリズム攻略において、
「最低限やるべきコト」と「重要な指標」の2つがあります。

まずは「最低限やるべきコト」に関してです。

主な要素としては

✔︎ 画質の良い動画
✔︎ 縦型の動画
✔︎ 流行りの音源ではなく、同業がバズってる音源
✔︎ 冒頭の2秒で惹きつける
✔︎ バズってるリールのマネ
✔︎ 音無しでも理解できる内容

これらは最低限意識してリールを製作しましょう。

細かい説明はここでは省略しますので
各要素でわからない部分に関しては別途質問をしてください。

次に「重要な指標」に関してです。

主な要素としては

✔︎ 視聴完了率
✔︎ 視聴維持率
✔︎ エンゲージメント率

この3つになります。

つまりリールは、「如何にこの3つを攻略できるかどうか」でバズるかが決まります。

1つずつ、深掘りして解説していきます。

視聴完了率

視聴完了率を上げるための施策は

✔︎ 冒頭2秒で惹きつける
✔︎ なるべく短い動画にする
✔︎ 1.5倍〜2倍速にする
✔︎ ユーザーの予測を裏切る
✔︎ 常識を破壊する

主にこの5つとなります。

1:冒頭2秒で惹きつける

当たり前ですが、最後まで見るかどうかは冒頭の惹きつけによって決まります。

「最後まで見たくなるタイトルをつけることができているのか」

この部分を意識してタイトルライティングをしましょう。

2:なるべく短い動画にする

こちらも多くの人が言っていることなので問題ないかなと思います。

視聴完了率は動画が短ければ短いほど、上がります。

ですが、一瞬で終わるような動画はAIの評価が下がる傾向にあります。

一瞬で終わるリールは大バズりすることはまず無いです。

最も短移動がだとしても「3秒〜」がオススメです。

3:1.5倍〜2倍速にする

タラタラと進む動画ではどうしても長くなりがちです。

長くなる=途中離脱が増える=視聴完了されない

ということになりますので、

長くなりそうな場合には倍速編集でカバーしましょう。

4:ユーザーの予測を裏切る

ユーザーは「このくらいで動画が終わるだろうな」という予測をしているので、
それをあえて裏切ることによって「視聴完了する確率」が高くなります。

例えば、「痩せる食材5選」みたいな企画だった場合、
「5位〜2位まで発表した後、1位の発表がされずにいきなり動画が終わる」
みたいなイメージです。

1位が発表されると思っていたユーザーの予測を
裏切ることで強制的に視聴完了をさせることができます。

5:常識を破壊する

人間は自分が常識だと思っていることを「それは違う!」と言われると
どうしても気になってしまう生き物です。

例えば、
「ダイエットに運動は必要ありません」
「稼ぎたいなら投稿はしなくて良い」

みたいな逆説的なことを言われると「え、なんで?」となりますよね。

こういったことを「逆説的訴求」とも言います。

それと同時に「認知的不協和」という認知の歪みが起きるので
どうしてもその破壊された常識の答えが知りたくなってしまうんです、

これによって最後まで見てくれるユーザーさんが増えます。

視聴維持率

視聴維持率を上げるための施策は

✔︎ コメントを読ませる・させる
✔︎ キャプションを読ませる
✔︎ 情報量を多くする
✔︎ 背景の動画をミステリーにする
✔︎ 繰り返し見たくさせる

主にこの5つとなります。

1:コメントを読ませる・させる

コメントを読んでいる間、している間にも動画が再生されるので
コメントを誘発させることは「視聴完了率」「滞在時間」をあげるのに効果的です。

コメントを読ませるには

✔︎ 結論や解決策をコメント欄に書いておき、誘導する
✔︎ 自分の意見をコメントに書いておく

などが効果的です。

コメントを書かせるには

✔︎ ツッコミどころを作る
✔︎ 「あなたの意見を聞かせてね」のようなCTAを設置する
✔︎ 報酬を用意して、コメントをさせる(プレゼント企画)

などが効果的です。

2:キャプションを読ませる

これもコメント施策同様、
キャプションを読んでいる間にも動画が回りますので
「視聴完了率」「滞在時間」が伸びます。

キャプションを読ませるためにはコメントを読ませるのと同様に

✔︎ 結論や解決策をコメント欄に書いておき、誘導する
✔︎ 自分の意見をコメントに書いておく
✔︎ 有益な情報を書いておく

などが効果的です。

3:情報量を多くする

情報量を多くするというのは

✔︎ 一度で読みきれない量のテキストを入れる
✔︎ テキスト情報+背景情報で気になる部分がありすぎる

のようなイメージです。

このようにすることで
一度見ただけでは理解できないので

「何回か動画を見る」
「動画を止めて凝視する」

という現象が起きます。

「何回か動画を見る・動画を止める」ということは
「視聴完了率」「滞在時間」が上がるのでバズりやすくなるというわけですね。

4:背景の動画をミステリーにする

これも3と若干被りますが、背景の動画が謎だったり、気になるものだと

「何回か動画を見る」
「動画を止めて凝視する」

という行動をユーザーが起こします。

なので、なんのミステリーも無い背景の動画よりも

「これなんだろう?」
「何してんだろう?」

となる、ちょっとよくわからないミステリーな動画を使うのも効果的です。

5:繰り返し見たくさせる

3・4の総論という形にもなりますが、「滞在時間」を伸ばすためには
「繰り返し見たくなる動画」を作成することがマストになります。

例えばですが

✔︎ 問題意識が強い動画
✔︎ 緊急性が高い動画
✔︎ 即効性がある動画

なども効果的となります。

エンゲージメント率

エンゲージメント率を上げるための施策は

✔︎ CTAを設置する
✔︎ 共感性・意外性

主にこの2点となります。

1:CTAを設置する

CTAというのは「コールトゥアクション」のことで
簡単にいうと「ユーザーに行動を喚起する」ということです。

例えば)
「この動画が面白かったらチャンネル登録してください」
「ためになったらいいねをください」

みたいなものです。

基本的にユーザーさんは何も考えずSNSを見ているわけなので
何も言われなければアクションを起こしづらいです。

しっかりと

✔︎ 言葉に出す
✔︎ テキスト化する

ことでアクションをしてくれますので
「エンゲージメント率」が向上します。

2:共感性・意外性

共感性・意外性を感じるとユーザーはアクションをしやすいです。

いいねを押すユーザーの心理としてはあのいいねボタンは
「共感ボタン」「意外性ボタン」とも言えます。

つまり、
「あ〜共感したわ。ポチッ」
「え〜意外だわ。ポチッ」

みたいなイメージでいいねを押すわけです。

そうなってくると

動画の要素として大切になってくるのが

「共感性」と「意外性」な訳です。

まとめ

リール制作に置いて「最低限やるべきコト」は

✔︎ 画質の良い動画
✔︎ 縦型の動画
✔︎ 流行りの音源ではなく、同業がバズってる音源
✔︎ 冒頭の2秒で惹きつける
✔︎ バズってるリールのマネ
✔︎ 音無しでも理解できる内容

です。

そして最も「重要な指標」は

✔︎ 視聴完了率
✔︎ 視聴維持率
✔︎ エンゲージメント率

この3つです。

また、この中での関係性としても

滞在時間>視聴完了率>エンゲージメント

の関係性で間違いないので、

「滞在時間」をしっかりと稼ぎましょう。

また、滞在時間に関してはリールに限らず、
フィード投稿・ストーリーも同様です。

つまり、滞在時間を攻略すれば伸びる可能性が高くなるという訳ですね。

この辺りを意識してインスタを運用してみてください。